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2007年05月09日

南木曽町のろくろ細工

南木曽ろくろ細工
美しい木目が特長の南木曽ろくろ細工
南木曽町(なぎそまち/木曽郡)は、長野県の西南部、岐阜との県境に位置する人口約5千人の山あいの町。木曽川が刻んだ谷に7つの集落が広がり、まさに「木曽路はすべて山の中である」の雰囲気に包まれた場所です。
「南木曽ろくろ細工」は、木材を「ろくろ」で回してカンナで挽(ひ)く(削り出す)という伝統技術によって作られる南木曽地域の特産品で、お椀やお盆、茶筒などさまざまな生活道具が作られています。江戸時代にはすでに生産されていたことが古文書に記録されていて、現在では国の伝統的工芸品に指定されています。ろくろ細工の技術は全国いくつかの地域で受け継がれていますが、特に木目が美しいとされるのが南木曽の製品。先人たちの「用の美」を今に伝える逸品です。

ろくろ細工の製作現場
原木選びから挽き、塗装まで、すべての作業を一貫して一人の職人が行う
しかし最近は、生活の洋風化や大量生産による廉価品などに押され、南木曽ろくろ細工の売上は落ちる一方でした。
そこで立ち上がったのが、地元「木地師(きじし)の里」で伝統の技術を受け継ぐ6事業者の皆さん。
「木地師」とは、1100年前から続くろくろ細工職人の伝統ある呼び名です。その伝統を絶やさず、「次の千年」をつくっていこうと彼らが注目したのが、南木曽ろくろ細工の「ブランド化」でした。

(つづく)
(文責:担当M)

写真上 「南木曽ろくろ細工」リーフレットより
写真下 南木曽町提供


南木曽ろくろ工芸協同組合

南木曽町
南木曽町観光協会
南木曽町商工会



「木地師の里」は↓このあたりです。(「+」をクリックすると拡大します。)



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Posted by 長野県庁企画課 at 16:58│Comments(0)南木曽町のろくろ細工
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