坂城町「ねずみ大根ドレッシング」お披露目会

長野県庁企画課

2008年06月02日 11:17

坂城町の農産品加工を行う女性グループ「味ロッジわくわくさかき」が、信州大学の学生さんと一緒に取り組んできた「ねずみ大根プロジェクト」。
その第一歩となる「ねずみ大根ドレッシング」の新パッケージのお披露目会が、5月30日(金)、行われました。
写真手前が、新しくなった「ねずみ大根ドレッシング」。
(奥は、「あんずドレッシング」。)

右が、これまでのパッケージ。
左が新しくなったもの。

いかがでしょうか?
「パッと見」は、右のものの方がインパクトがあるかもしれません。
でも、やっぱり左の方が、作り手の思いがじんわりと伝わってきませんか?
写真ではわかりませんが、手にしたときの質感も違います。

ちなみに、ラベルの上にあるロゴマーク(赤い部分)も、学生さんが「味ロッジ」のメンバーと意見交換をして作り上げました。

ドレッシングを使った料理の試食も行われたお披露目会には、テレビや新聞記者さんも来てくれました。
テレビ信州(TSB)が夜のニュースで、「伊勢丹でも大人気」とコメントしてくれましたが、この春、「良品工房」のプロジェクトで、新宿伊勢丹(デパ地下)にも出品され、町内スーパーでは月20本のところ、伊勢丹ではナント月70本も売れているとか。

学生さんやデザイナーさんたちとのコラボを通じて、「味ロッジわくわくさかき」では「商品ラベルの役割は目立つことではなく、作り手の思いをお客様に伝えるためのものなんだ」ということを強く感じたそうです。

学生さんは、有楽町で雨の中アンケートを取ったり、大学内で夜7時からのミーティングを重ねたりして、今回のロゴやパッケージづくりに取り組んできました。
デザイナーさんも「アドバイスはするけれど、手は出さない」というスタンスで、ミーティングに常に参加して、学生さんや「味ロッジ」メンバーに大きな刺激を与えてきました。
両者の活躍には本当に頭が下がります。

ちなみに・・・、「味ロッジ」には、このブログを見てバイヤーさんから問い合わせがあったそうです。
「味ロッジ」では、今年はホームページづくりにも取りかかりたいとのことですが、やっぱり、情報発信は重要だと思います。

昨年8月から始まったこのプロジェクト、まだまだ続きます!
本年度は、ジャムや辛味調味料のパッケージに取り組んでいく予定です。

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